ジッパー修理:マウジージーンズ

マウジージーンズファスナー修理

マウジージーンズファスナー修理

マウジージーンズファスナー修理です。

ファスナーテープが傷み、エレメントが外れています。

こうなった際は、全体的にファスナーを交換するほかありません。

多数在庫してあります、ジーンズ用のジッパー(zipper)から近い物を探しの全体交換修理しております。

ジーンズのファスナー・ジッパーについて

ジーンズファスナーというと世界で一番使われているのがYKKのジーンズ用ファスナー“YZiP”(“ワイジップ”)かと思います。
また、他のメーカーのものでもこれと同じ規格・仕組みの物が多いので今日はこのジーンズ用ファスナーについて説明します。

YKKサイトによると以下のように書かれています。
http://www.ykkfastening.com/japan/product/mf/yzip.html

ジーンズ用“YZiP”(“ワイジップ”)はワンウォッシュなどの洗い加工に対応可能な金属ファスナーです。エレメントに丹銅・洋白を使用し、さらにエレメント1つ1つを通常の金属ファスナーより厚くすることで物理的な強度を向上させています。
テープにはポリエステルテープ(Pテープ)と、コットン・ポリエステル交織テープ(CPテープ)があります。
スタンダードの金属ファスナー同様、エレメントの表面処理による色展開が可能です。

ジーンズ専用の耐久性と加工がしてあるのですね。
銅合金製で金属も厚手の作りです。
ジーンズ用で無いジッパー・ファスナーが使われたジーンズを見ますが大抵ファスナーの修理依頼です。
やはり厚手の生地のズボン・ジーパンの場合、負荷がかかりやすいですから頑丈な物を使いたいところですね。

メーカーとしては、他の物と違うデザイン性などを狙っての物かとは思うのですが・・・
中にはかなり弱いファスナー・ジッパーを使っているケースも見ますので・・・
お客さんの事を考えるとどうなのかな~と思います。

ジーンズ用ファスナーの構造について

ジーンズ用のファスナーのスライダー(上下可動部)は、主にセミオートマチックスライダーです。
古いタイプですとピンロックタイプもありますね。

スライダーの引き手を下に下げたときにストッパーがかかるタイプですね。

たまにお客様でいらっしゃるのが、ファスナー・ジッパーが閉めても開いて(ずれ落ちて)しまうのでとご相談を受けるのですが・・
よくよく見てみると、どこも壊れてない。
どうもファスナーを閉めたときに引き手をしっかりおろしていないためにストッパーが効いていないケースがあります。
(ピンロックのスライダーの場合しっかり下げないとピンがはまりませんから多いですね)
お問合せいただく際はその点よくご確認の上ご連絡ください。

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画像のタイプがYG(ワイジップ)のスライダーです。
右から5YG・4YG・3YGと3サイズ、もっともジーンズ使われるタイプかと思います。

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画像がスライダーを開いてみた感じです。
上にバネ棒がついていて引き手を持ち上げると連動して内側のピンが引っ込む仕組み(左画像)
逆に、引き手を倒すと内側にヒョコってピンがつき出ます、このピンがストッパーの役目をはたしエレメントに噛んでスライダーが止まります。

ファスナー・ジッパーを上げても下がってしまう場合は、このピンが長年の使用で摩耗して削れストッパーが効かなくなっていることが多いです。
その際は、新しいスライダーで交換修理することでまた使えるようになります。

ジーンズ・ジーパンのファスナー修理の価格

スライダーの修理・交換

ファスナースライダー修理メニュー
(ファスナー1箇所につき)
料金(税抜き)
ジーンズ ¥800~
ジャンパー ¥1,000~

ファスナー・ジッパー全体修理・交換

ファスナー修理メニュー
(ファスナー1本につき)
料金(税抜き)
ジーンズ ¥4000~
ジャンバー ¥5,000~

注意事項

※万一、全取替えできないケースは中止になります。ご了承下さい。
※万一、スライダー修理で直らないケースは全取替えになります。
※メーカー引き手を再利用したい場合、別途500円~の追加料がかかります。
※メーカー引き手を再利用はできないケースもございます。その際は別物での交換になります。
※ファスナー取り換えの場合、周りのステッチ感、縫製等、現状と変化して加工する場合・お色が合わない場合等があります。
※特殊なファスナー・在庫が無い場合など、納期がかかる場合がございます。
価格は税抜き価格です。別途消費税がかかります。
不明な点がございましたら事前にご連絡ください。