Levi’sリーバイスデニムアタリ移殖挟みあげ

リーバイスデニムアタリ移殖挟みあげ

 

Levi’sリーバイスデニムアタリ移殖挟みあげ

アタリを残して移殖裾上げです。
裾のアタリを移殖する加工リフォームは、「貼り付け」と「挟みあげ」があります。

貼り付けは文字どうり切り取った裾を裾上げした裾部分に貼り付けて移殖する方法です。
長所は、裾のステッチを解かず加工するので裾のステッチ感も残り褪色したり変色したりしているステッチ感を活かして裾を移殖できる点です。
あと、お値段が挟みあげに比べて少し安い(笑)
短所は、裏に縫い代が必要になりますので裏返すと少し生地が余っているのがわかります。

挟みあげは切り取った裾部分を一度解き、裾上げした部分を巻き込んで三ツ巻の中に収め挟んで仕上げます。
長所は裏に余分な物が出ない点です。
短所は一度ステッチを解きますので裾の三ツ巻ステッチが新しくなってしまいます。
あと、貼り付けに比べて少し手間がかかりますので、お値段は少し高いのと三ツ巻の中に縫い代を収めるので少し厚みが出た分裾のアタリ部分が短くなってしまったりします。
また、裾の痛み具合によっては、元の穴位置にきっちり合わせきれず多少ズレたりします。

一長一短ありますが、個人的には貼り付け修理の仕上げの方がきれいにいくケースが多く好きです。
基本、裾のアタリを残す場合、そのユーズド感を大事にされているということですから、裾のステッチも込みで、裾のアタリかと思っております。
ステッチを解いて仕上げる挟みあげはそういう意味ではユーズド感が出にくい。
裾アタリ巾(裾下からステッチまでの巾)が狭いと傷んでいるデニム地ですと再度三ツ巻が上手く行かないケースも出てきますし。

もちろんお客様の希望でどちらの加工も可能ですが、基本裾アタリ移殖の場合、貼り付けで加工しております。

裾アタリ移殖ご希望の方は、お気軽にお問い合わせください。

ジーンズ デニム補修箇所 修理詳細 単位/円(税込み) 
裾丈つめ シングルステッチ 1050円~
解いて裾丈つめ シングルステッチ 1500円~
裾丈つめ(貼り付け)   2100円~
注)チェーンステッチはできません。