リーバイス503Bジーンズ股修理・ボタンホール修理

リーバイス503BXXジーンズ股修理・ボタンホール修理
依頼の経緯
東京都在住の男性のお客様より、当工房にリーバイス503BXXジーンズの股修理とボタンホール修理のご依頼をいただきました。
お客様は過去にも当工房をご利用いただいており、今回で2回目のご利用です。
お客様は店舗に直接お持ち込みいただきました。
依頼品のブランド
今回修理依頼を受けたジーンズは、リーバイスの503BXXモデルです。
リーバイスは、1853年にリーバイ・ストラウスによって設立されたアメリカのジーンズブランドです。
リーバイスのジーンズは、世界中で広く愛されており、その高品質と耐久性で知られています。
リーバイスの503BXXは、1960年代初期のアーカイブに収められた501XXのボーイズサイズを復刻したヴィンテージデニムらしいです。基本的なディテールや生地は501XXと同じですが、サイズが小さいのが特徴で、小柄な男性やレディースにも人気があり、レプリカモデルの中でも完成度が高く、ビンテージにも劣らない生地感で多くのジーンズ愛好者に支持されています。
修理前のお品物の状態
修理前のジーンズは、股部分に大きなダメージがあり、右側の生地が破れて穴が開いていました。
左側は大きな穴こそありませんがかなり生地が傷んで薄くなっている状態です。
また、ボタンホールも摩耗が進み、穴かがり糸は一部切れて、かなり穴が広がっている印象ですね。
使用する事は可能ですがボタンの支持力はかなり弱っていて使用に耐えにくい状態でした。
以下のビフォーアフター画像をご覧ください。


修理過程と修理後
まず、股部分の修理を行いました。
破れた部分を丁寧に補強し、新しい生地を裏側にあてがって強度を持たせました。
デニム地と似た糸でミシン差し(タタキ縫い)を行ない修理しています。
次に、摩耗したボタンホールを修理しました。
軽度の摩耗であったため、3つのボタンホールの先の部分にデニムをあてがい、ミシン差し(タタキ縫い)を行ない補強をしてからホール部分の穴かがりをやり直し、使用可能な状態に戻しました。


修理後のジーンズは、また履ける状態に戻り、再び長く使用できるようになりました。
修理代金、納期
- 股修理:3300円
- ボタンホール軽度修理:1650円 × 3
- 消費税
納期は通常21日で、迅速に対応させていただきました。
職人コメント
ジーンズリペア工房jeans704では、お客様の大切なジーンズを一つ一つ丁寧に修理しております。
今回のようなリーバイス503BXXジーンズの修理も、多くの経験と技術を持って対応いたします。
ジーンズの修理やリペアでお困りの際は、ぜひ当工房にご相談ください。
あなたの大切なジーンズ直します!
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