リーバイス702ジーンズ ウエスト出し修理事例

依頼の経緯

この度は、東京都にお住まいの男性のお客様よりメールにてお問合せをいただき、ご来店いただきました。
ご愛用のリーバイス702ジーンズのウエストとヒップの拡張のご依頼をいただきました。
お客様は、きつくなって履けなくなってしまったリーバイスのジーンズのウエストとヒップを広げる加工をを希望。どのくらい広げればよいかよく判断できなかったため一度お店に伺って様子を見ていただけたらとの事。
ジーンズが体に合わなくなり、着用できなくなってしまったとのことで、一度お店にご来店いただき、実際にジーンズの状態を確認させていただきました。

依頼品のブランド:リーバイス

「リーバイス」は、1873年創業のアメリカの老舗ジーンズブランドです。
Levi’s® は、ジーンズ、カジュアル ウェア、ワークウェアで知られるアメリカの衣料品会社です。
1873 年に設立された、世界で最もメジャーな衣料品ブランドの 1 つです。
デニムの歴史において重要な役割を果たしてきたブランド。
702モデルは、501の復刻モデルらしいです。
特徴は後ろのシンチバックベルトのついた人気モデルになります。
90年代ヴィンテージブームに日本で企画にて復刻されたアイテム。
赤耳、シンチバックベルト、片面ビッグE、隠しリベット、ドーナツ型ボタン、革パッチなどなど、古着好きにも嬉しいディティールですね。

修理前のお品物の状態

お持ちいただいたリーバイス702ジーンズは、全体的に状態は良く、長く愛用されてきたことがうかがえました。
しかし、ウエストとヒップ周りがきつく、お客様の体に合っていない状態でした。
店頭でフィッティング希望でしたので履いていただきお測りした所、ウエストで11センチお尻位置で8センチ程度幅出しが必要でしたので、緩やかに台形のデニム地をジーンズの両脇に差し込んで加工する事になりました。

修理過程と修理後

お客様のご要望とジーンズの状態を考慮し、ウエストとヒップ部分を均一に拡張する修理を行いました。
強度を保ちつつ、元のシルエットをできるだけ崩さないように注意しました。
修理後、ジーンズは全体的にゆとりができ、お客様の体にぴったりとフィットするようになりました。

修理後のジーンズは、オーダーメイドのように生まれ変わり、お客様にも大変喜んでいただけました。
ジーンズリペア工房jeans704では、お客様の大切なジーンズを、一つ一つ丁寧に手作業で修理しております。

修理代金、納期

今回の修理代金は、ウエスト出し8,800円+消費税がかかります。 納期は約21日でした。

職人コメント

ジーンズリペア工房jeans704では、お客様の大切なジーンズを、長く愛用していただけるよう、一つ一つ丁寧に修理しております。 今回の修理では、お客様のご要望をしっかりとヒアリングし、最適な修理方法をご提案させていただきました。
もし、お気に入りのジーンズでお悩みの方がいらっしゃいましたら、お気軽にご相談ください。

ジーンズリペア工房jeans704では、お客様の大切なジーンズを蘇らせます。