D SQUARED2(ディースクエアード)デニムシャツ穴修理

D SQUARED2(ディースクエアード)デニムシャツ 穴修理の事例紹介
ご依頼の経緯
今回ご紹介するのは、東京都在住の男性のお客様からご依頼いただいた、D SQUARED2(ディースクエアード)のデニムシャツ穴修理の事例です。 店舗へ直接ご来店いただき、「お気に入りのシャツに穴が空いてしまったので、できるだけ自然に直したい」とのご相談をいただきました。 ジーンズリペア工房jeans704のご利用は今回が初めてで、大切に着てこられた一着とのことでした。
ご依頼品のブランドについて
D SQUARED2(ディースクエアード)は、カナダ出身の双子デザイナー、ディーン・ケイティン兄弟によって設立されたラグジュアリーブランドです。 イタリアを拠点に展開されており、上質な素材選びと大胆な加工表現を融合させたデザインが特徴です。 特にデニム製品は、リアルなユーズド加工やダメージ表現に定評があり、世界中のファンから高い支持を集めています。 その一方で、加工の強さゆえに生地への負担が大きく、着用を重ねることで穴や擦り切れが起きやすい一面もあります。
修理前のお品物の状態
修理前のデニムシャツは、両肩付近の生地に穴が空いている状態でした。
こちらのシャツは、全体にムラのあるブリーチ加工(カモフラージュのような柄)が施されている非常に凝ったデザインです。
加工感の強いデニム生地のため、単純に縫い塞ぐだけでは修理跡が目立ってしまう可能性がありました。
また、シャツというアイテムの特性上、動きやすさや着心地を損なわない修理が求められる状態でした。
修理前では、ダメージ部分がはっきりと確認でき、生地の薄れも見受けられました。


修理過程と修理後の仕上がり
いかがでしょうか。
大きく開いていた穴がしっかりと塞がり、周囲の生地と馴染んでいるのがお分かりいただけるかと思います。
今回のポイントは、この特殊な「ムラ染め」の風合いを壊さないようにリペアすることでした。
修理箇所が浮いてしまわないよう、使用する糸の色味や縫い込み方を慎重に調整いたしました。
修理では、周囲の色味や生地の表情に合わせながら、内部から補強布充てて補強を行い、できる限り自然な見た目に仕上げています。
表から修理跡が強く主張しないよう、糸の色や縫い方にも細心の注意を払いました。
アフター画像では、穴があったことが分かりにくく、元の加工感とも違和感なく馴染んでいるのが確認できます。
これでまた安心して着用していただける状態になりました。




修理代金と納期について
今回の修理内容は以下の通りです。 シャツ修理 穴修理 3,300円+消費税
納期は約21日間でのお預かりとなりました。
一点一点状態を確認しながら作業を行うため、余裕を持った納期をいただいております。
生地のウンチク
シャツ生地だと、デニム、ダンガリー、シャンブレーなど表記があります。
デニム:
タテ糸にインディゴなど色糸を使いヨコ糸にタテよりもやや細めの白、または淡色の糸で織った綾織物です。
綿素材が基本だが他素材のバリエーションもあります。
基本パンツ向けの素材ですから軽いオンスのデニムはダンガリーとして扱われることもあるみたいです。
ダンガリー:
本来のダンガリーはタテ糸が白糸でヨコ糸にインディゴ染の糸を使った綾織物。
現在は、タテ糸にインディゴ染など色糸を使い、ヨコ糸に白糸を使用した平織や綾織の綿織物を総称してダンガリーとしているケースが多い。また軽いオンスのデニムをダンガリーとして扱う事もあり。
かなりカテゴリーに揺れがある名称の様です。
シャンブレー:
タテ糸に色糸、ヨコ糸に白糸を使った平織物、平織ダンガリーとの区別は曖昧です。
平織りだと色糸と白糸が均等に織られ、表面に出てくる糸の分量も同じなため裏側も色付き。糸が半々で混ざり合うのでデニムに比べると色が薄くあっさりとした印象に仕上がり。
職人コメント
ジーンズリペア工房jeans704では、受付から修理、仕上げ、お渡しまでを一人の職人が一貫して行っています。
そのため、お品物の状態やお客様のご要望を細かく把握したうえで、最適な修理方法をご提案することが可能です。
ブランドや価格に関わらず、「これからも着たい」という気持ちを大切に修理を行っています。
お気に入りのデニムやシャツにダメージが出てしまった際は、ぜひ一度ご相談ください。
あなたの大切な一着を、これから先も長く着られるようお手伝いします。


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