MAURO GRIFONI(マウロ・グリフォーニ)ジーンズ膝修理

MAURO GRIFONI(マウロ・グリフォーニ)ジーンズ膝修理

依頼の経緯

今回は、東京都在住の男性のお客様が、店舗へ直接お持ち込みくださいました。
ジーンズリペア工房jeans704のご利用は今回が初めてです。
大切に穿かれてきたジーンズの膝部分が破れてしまい、「できるだけまた穿けるように直したい」とのことでご相談をいただきました。
膝は動きが多く、生地に負担がかかりやすい箇所です。
そのため、見た目だけでなく、今後も安心して穿いていただけるよう強度面も意識して修理を進めました。

依頼品のブランド

今回お預かりしたのは、MAURO GRIFONI(マウロ・グリフォーニ)のジーンズです。
MAURO GRIFONIはイタリア発のファッションブランドで、1992年にハンドメイドシャツのコレクションからスタートしたと紹介されています。
トレンドに流されすぎない洗練されたコレクションづくりや、イタリアらしい仕立ての感覚、都会的で上品な雰囲気が魅力のブランドです。
カジュアルの中にも品の良さがあり、デニムであってもラフになりすぎず、大人っぽくまとまるのがMAURO GRIFONIらしさだと感じます。
こうしたブランドのジーンズは、単に消耗品としてではなく、気に入って長く付き合いたい一本として持たれている方も多いです。
だからこそ、傷んだから終わりではなく、直しながら穿き続ける価値があるお品物だと思います。
マウロ・グリフォーニの綺麗な生地感を損なわないよう、丁寧に直していきたいと思います。

修理前のお品物の状態

修理前の状態を見ると、膝部分の生地が大きく裂け、白いヨコ糸がほつれながら表に出ている状態でした。
膝は立つ・座る・歩くといった日常動作のたびに負荷がかかるため、一度ダメージが進むと破れが広がりやすい箇所です。
今回のように表面の糸が飛び出し、生地自体が弱くなっているケースでは、そのまま穿き続けるとさらに裂けが拡大する可能性があります。
また、ダメージの中心だけでなく、その周辺も少しずつ薄くなっていることが多いため、破れた部分だけを狭く直すのではなく、周囲の状態も見ながら補強範囲を決めることが大切です。
ビフォー画像からも、膝の一点だけではなく、周辺に負担が集まっていた様子が伝わってきます。

修理過程と修理後

今回の膝修理では、破れてしまった部分をそのまま閉じるだけではなく、裏側から当て布をして補強しながら修理を行いました。
表側はミシンで細かくたたいて、生地を安定させるように仕上げています。
裏側の補強によって、今後の着用時に負担が一点へ集中しにくくなり、日常使いしやすい状態へ近づけました。
修理後は、破れたまま白い糸が大きく飛び出していた状態から、穴がふさがり、膝部分としてしっかり穿ける見た目に整いました。
完全に新品のように戻す修理ではありませんが、ダメージの進行を止めつつ、普段使いしやすい状態へ持っていくのがこうしたリペアの大きな役目です。
膝は特に使用頻度の高い部分ですので、直して終わりではなく、この先も無理のない穿き方で長く楽しんでいただけたら嬉しいです。
お気に入りの一本をまた日常で活躍させたい方には、こうした膝修理はとても相性の良いメニューです。

修理代金、納期

今回の修理内容は、膝修理2200円+消費税です。
受付は店舗へのお持ち込みでした。
納期は26日ほどでのお渡しとなりました。
一点一点の状態を確認しながら作業するため、混雑状況やダメージの内容によって納期は前後しますが、今回も丁寧に仕上げてお返ししました。

職人コメント

ジーンズの膝は、日常の動きの中でどうしても負担がかかりやすく、気づいた時には一気に破れが進んでいることも多い箇所です。
ですが、早めにリペアすることで、まだまだ穿き続けられるケースはたくさんあります。
ジーンズリペア工房jeans704では、受付から修理、そしてお渡しまでを一人の職人が責任を持って行っています。
そのため、お預かりした時の状態やお客様のご希望を踏まえながら、仕上がりの方向性を考えて修理できるのが強みです。
「このジーンズ、まだ穿きたいな。」
「破れたけど捨てるのはもったいないな。」
そんな時は、ぜひ一度ご相談ください。
ジーンズリペア工房jeans704が、大切な一本をこれからも穿ける形へつなぐお手伝いをいたします。